三重県多気町 伊勢自動車道の追突事故の状況と原因

伊勢道死亡事故の一報を伝えるニュース映像

2016年2月2日に三重県多気町牧の伊勢自動車道上り線で走行中の軽自動車が駐車帯に停止していた2トントラックに追突する事故が発生しました。

この事故により軽自動車の運転手を含む3人がお亡くなりになりました。

事故の状況の詳細や原因はどうだったのでしょうか。

事故の概況

2日夕方、三重県多気町の伊勢自動車道上り線で、軽乗用車が高速道路会社の作業車両に衝突し、路上で作業していた男性2人と軽乗用車を運転していた男性の合わせて3人が全身を強く打って意識不明の重体となっています。
2日午後5時20分ごろ、三重県多気町の伊勢自動車道上り線の勢和多気ジャンクションと松阪インターチェンジの間で、軽乗用車が道路脇に止まっていた中日本高速道路の作業車両に衝突しました。
この事故で、路上で作業をしていた27歳と64歳の男性が、軽乗用車が衝突した作業車両と、前に止めてあった別の作業車両の間に挟まれました。作業していた男性2人と、軽乗用車を運転していた津市の38歳の男性は松阪市内の病院で手当てを受けていますが、全身を強く打っていて意識不明の重体となっています。
現場は片側2車線の見通しのよいほぼ直線の道路で、警察によりますと事故当時、路上にいた2人は通行規制を解除するため、非常駐車帯で標識や看板などの撤去作業を行っていたということです。

(NHK NEWS WEBからの引用)

その後に報道によりますと、重体と伝えられていた軽自動車の運転手していた津市観音寺町の三重大特任助教、平林典久さん(38)及び道路で看板撤去作業をしていた警備員の同県亀山市野村1、横山貴広さん(27)と同県鈴鹿市竹野1、高芝久生さん(64)がお亡くなりになられたそうです。

事故現場の状況

今回の事故の現場は、伊勢自動車の勢和多気ICから北に5kmほどと地点ということですから、
下の地図の赤丸付近になります。

伊勢道死亡事故 現場地図

道路の両側は山に囲まれていますが、何の変哲もない直線道路で
特に危険は感じられません。

伊勢自動車道死亡事故現場の状況1

事故が起きた時刻は午後5時20分頃で、丁度日没の時刻と重なりますが、
それほど暗くはなく見通しに問題はなかったと思われます。

伊勢自動車道死亡事故現場の状況2

下図は昼間みた現場付近の直線道。

伊勢自動車道事故現場の状況2

事故の原因

伊勢道死亡事故 大破した軽自動車

その後の警察の調べでは、現場にブレーキ痕がなかったということですから、
軽自動車はノーブレーキで減速することなく作業用トラック追突したと思われます。

追突した自動車のフロント部分の破損状況からみても相当なスピードが出ていたことが伺い知れます。

気になるのは、何故、路肩(非常駐車帯)に停まっていた作業用トラックに追突したのかという点です。

普通に走行車線を走っていれば追突することはない筈です。

考えられる事故の原因としては、軽自動車の運転手の脇見運転、あるいは運転中に意識を失って制御不能の状態に陥ったか、それとも前方の車を追い抜くために路肩走行に出たのか、
といったところでしょうか。

今後の警察の調査が待たれます。