埼玉県の女性教諭篠原尚子さんの死亡事故の状況と原因について
2016年4月22日の午前1時頃、埼玉県越谷市南越谷の信号機のある交差点で自転車で横断歩道を渡っていた埼玉県立高校の女性教諭である篠原尚子さんがトラックにはねられ死亡する事故が発生しました。
この事故の状況・原因についてまとめました。
事故の概況
22日未明、越谷市の県道で、自転車に乗った高校教諭の女性がトラックにはねられ、死亡しました。
県警はトラックを運転していた男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは、越谷市弥十郎のトラック運転手高橋功容疑者(36)です。
調べによりますと、22日午前1時15分ごろ、越谷市南越谷の信号機のある県道交差点で、左折してきた13トントラックに自転車に乗って横断歩道を渡っていた近くに住む県立高校教諭篠原尚子さん(35)がはねられました。
篠原さんは胸などを強く打っていて、搬送先の病院でまもなく死亡が確認されました。
調べに対し高橋容疑者は「ガチャンと音がするまでわからなかった」と話しているということです。
県警は、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の原因を詳しく調べています。
(テレ玉ニュースから引用 http://www.teletama.jp/)
事故現場の状況
報道では事故現場は、『南越谷の信号機のある県道交差点』とまでしか発表されていませんが、ニュース映像等から県道49号の南越谷一丁目の信号交差点であることが分かりました。
【事故現場地図】
被害者の篠原尚子さんは自転車に乗って常陽銀行越谷支店前の横断歩道を渡っていたようです。
【事故現場となった県道49号の南越谷一丁目交差点】
事故原因は?
事故の一報を耳にした時は、左折中のトラックによる巻き込み事故
ではないかと思われましたが、横断歩道上に残された篠原さんの血痕の位置などから判断すると単純な巻き込み事故ではないようです。
事故現場となった横断歩道から判断するに、トラックは県道49号と交差する道路を西から東に向かって走行中に南越谷一丁目交差点を左折したものと思われます。
左折中の巻き込み事故であれば、常陽銀行側の横断歩道ではなく
ポラスグループ店舗側に血痕が残る筈です。
今回事故を起こしたトラックは13トンという超大型トラックということで特殊事情があったのかも知れません。
また、事故発生時刻は深夜の1時ということもあり、この時間帯に横断歩道に人がいるワケがないだろうという判断で安全確認が疎かになっていたのかも知れません。
編集後記
事故の被害者となったのは、高校教諭の篠原尚子さんの家族構成等はあきらかではありませんが、35歳とまだ若く今回の事故によって絶たれた将来を思うと無念でなりません。
また、加害者となった高橋功容疑者の年齢は皮肉にも篠原さんの年齢に極めて近い36歳です。
36歳といえば働き盛り。
今回の事故によりドライバーとしてのキャリアは絶たれ、過失の程度によっては刑務所に入る可能性もあります。
注意一秒、事故一生!
ほんの一瞬の不注意が取り返しのつかない事故に繋がります。
みなさんも、今回の事故を反面教師にして安全運転を心掛けて下さい。
コメント
これはトラックに特攻したクソアマセンコーが悪いよ。
きっと裁判でも皆が応援して、無罪にしてくれるはず。
頑張れ!!!
トラック野郎にキャリアとかはないからwww
それだけは、言っておく。
みんな笑ってるから。